Dispositif d'alimentation en fil metallique
专利摘要:
公开号:WO1992006813A1 申请号:PCT/JP1991/001391 申请日:1991-10-11 公开日:1992-04-30 发明作者:Yasuo Arakawa 申请人:Fanuc Ltd; IPC主号:B23H7-00
专利说明:
[0001] 明 細 睿 [0002] ワ イ ヤ送り装置 [0003] 技 術 分 野 [0004] 本発明は、 ワ イ ヤカ ッ ト放電加工機のワ イ ヤ送り装置 に関し、 特に、 ワ イ ヤ電極に加わる張力の変動を防止可 能なワ イ ヤ送り装置に関する。 [0005] 背 景 技 術 [0006] ワイ ヤカ ツ ト放電加工機は、 ワ イ ヤ走行経路に沿って 走行する ワ イ ヤ電極 (以下、 ワ イ ヤと云う) と ワ ークと を相対移動させつつ、 両者間に放霪を間欠的に発生させ てワークを加工するよ う になっている。 放電加工機に装 俯されワ イ ヤを走行させるためのワ イ ヤ送り装置は、 典 型的には、 ワ イ ヤボビンと、 ワ イ ヤをガイ ドするための ガイ ドロー ラ と、 ワイ ヤに張力を加えるためのテ ンショ ンロー ラ と、 ワイ ヤを駆動するためのフ ィ ー ドロ ーラと を備え、 上記各種ロー ラを通る ワ イ ヤ走行経路に沿って ワ イ ヤを張設した後にフ ィ ー ドローラを回転駆動して、 新たなワイ ヤをワイ ヤボビンから送り出すよう に してい る。 [0007] ワ イ ヤ送り 出し中、 ワ イ ヤ ボ ビ ンにおける ワ イ ヤ送り 出し位置がボ ビ ン幅方向に移動 し、 又、 最外方ワ イ ヤ層 から次のワ イ ャ層への移行時に ワイ ヤ送り出し位置の移 動方向が反転する。 そ して、. ワ イ ヤ送り出し位置の移動 につれて、 ワ イ ヤ送り 出し位置を通りかつワイ ヤボビン 軸線に直交して延びる仮想線と ワ イ ヤボ ビンか ら送り出 - - される ワ イ ヤをワ イ ヤ送り出し位置を通る水平面に投影 した直線とがなす角度 (以下、 ワ イ ヤ送り出し角度と云 う) が変化する。 [0008] ワ イ ヤが、 大きいワ イ ヤ送り 出し角度でワ イ ヤ ボビン からガイ ドロ ー ラに斜めに送り 出される と、 送り 出され たワ イ ヤが、 当該ワ イ ヤ と同一ワ イ ヤ層にある隣りのヮ ィ ャに乗り上げる こ とがある。 又、 ワ イ ヤ送り出 し位置 の移動につれて、 隣り のワ イ ヤ に乗り上げたワ イ ヤが通 常の巻回位置に戻る こ とがある。 この様な、 ワイ ヤの乗 り上げ及び通常位置への復帰 (以下、 ワ イ ヤの "跳びは ね" と云う) が生じる と、 ワ イ ヤ張力が変動して、 加工 精度と く に面粗さが悪化して加工品の品質低下を招く。 [0009] なお、 ワ イ ヤボビン とガイ ドロー ラ との離隔間隔を大 き く して、 ワ イ ヤ送り出し角度をワ イ ヤの "跳びはね" が生じないよ うな小さい値にする こ とは可能である。 し かし、 ワ イ ヤボ ビンと ガイ ドロ 一 ラ間の間隔をワ イヤの "跳びはね" を防止するに足る大きい値にする こ とは、 放電加工機が過度に大型になる ので、 実際的ではない。 [0010] 発 明 の 開 示 [0011] 本発明の目的は、 ワ イ ヤをワ イ ヤボ ビンから ワ イヤポ ビン軸線に直交する方向に送り 出して、 ワ イ ヤの "跳び はね" 及びこれに起因するワ イ ヤ張力変動を防止できる と共に広い E設スペー スを要しないワ イ ヤ送り装置を提 供する こ とにある。 [0012] 上記目的を達成するため、 ワ イ ヤカ ツ ト放電加工機に - - 搭載される本発明のワ イ ヤ送り装置は、 ワ イ ヤを積層し て巻回したワ イヤボビンと、 ワ イ ヤをワ イ ヤ送り方向に 駆動するための駆動手段と、 ワ イ ヤをガイ ドするための ガイ ドロ ー ラ と、 ワ イ ヤ走行経路においてワ イ ヤボビン とガイ ドロ 一 ラ間に介在しワ イ ヤボ ビンから送り出され たワ イ ヤの送り方向を転換してワ イ ヤをガイ ドロ ーラに 向けるための中間ロー ラ とを備え、 中間ロー ラの外周面 は、 ワ イ ヤボ ビンにおけるワ イ ヤ送り出 し位置を通りヮ ィ ャボ ビン軸線に直交して水平に延びる仮想線と ワイヤ ボ ビンから送り出される ワ イ ヤをワ イ ヤ送り出し位置を 通る水平面に投影した直線とがなすヮィ ャ送り出 し角度 をワ イ ヤ送り 出し位置に関係な く常に所定角度範囲内に 規制するよ う な曲面に形成されている。 [0013] 上述のよ う に、 本発明によれば、 ワ イ ヤボ ビン とガイ ドロー ラ間に中間ロー ラ を Eしてワ イ ヤ送り方向を中間 ロ ー ラ によ り転換する よ う に したので、 ワ イ ヤボ ビンと ガイ ドロー ラ間距離を増大した場合と同様に、 ワ イヤ送 り出し角度を低減でき る。 更に、 中間ロ ー ラの外周面を 曲面に形成して、 ワイ ヤ送り出 し角度を所定範囲内に規 制するよ う に したので、 ワ イ ヤ送り出し角度が所定角度 を上回ったと きに生じる ワ イ ヤの "跳びはね" を防止で きる。 この結果、 ワ イ ヤの "跳びはね" に起因するワイ ャ張力変動を防止でき、 加工精度特に靣粗さを向上でき な 0 [0014] 図 面 の 簡 単 な 説 明 第 1 図は、 ワ イ ヤカ ッ ト放電加工機に装備される従来 のワ イ ヤ送り装置を示す概略正面図、 [0015] 第 2 図は、 従来のワ イ ヤ送り装置における ワイ ヤボビ ンからガイ ドロー ラへのワ イ ヤ送り出しを示す概略平面 図、 [0016] 第 3 図は、 従来のワ イ ヤ送り装置における ワ イ ヤ送り 出し時に生じ る ワ イ ヤの乗り上げを示す部分概略平面図、 第 4図は、 ワ イ ヤの乗り上げを示す部分概略断面図、 第 5 図は、 ワ イ ヤボ ビンとガイ ドロー ラ間に直円筒状 ロー ラを設けた場合のワ イ ヤ送り出しを示す概略平面図、 第 6 図は、 本発明の一実施例によるワ イ ヤ送り装置の 要部を示す概略平面図、 [0017] 第 7 図は、 第 6図に示すワ イ ヤ送り装置の要部の概略 正面図、 および [0018] 第 8図は、 第 6図及び第 7 図に示す中間ロー ラ の外周 曲面を得るための曲線を示す図である。 [0019] 発明を実施するための最良の形態 [0020] 第 1 図に示すよ う に、 ワ イ ヤカ ツ ト放霉加工機に搭載 される従来のワ イ ヤ送り装置は、 モータ (図示略) によ り フ ィ ー ドロ ー ラ 7 を回転駆動 して、 ワ イ ヤボビ ン 2 に 収容されたワ イ ヤ 1 をガイ ドロ ー ラ 3及び 3 , , テンシ ヨ ンロー ラ 4, フ ィ ー ドロー ラ 7 ならびに巻取り ローラ 8 を通る ワ イ ヤ走行 路に沿って走行させるよ う になつ ている。 テ ン ショ ンロ ー ラ 4 には該ロ ー ラ 4 に所定の制 動力を加えるためのブレーキ装置 (図示略) が連結され、 - - テ ン シ ョ ン ロ ー ラ 4 によ り ワ イ ヤ 1 に所定の張力を加え るよ う にしている。 そ して、 耠電子 5 , 6 を介して加工 電源 (図示略) からワ イ ヤ 1 にパルス電圧を供給して、 ワイ ヤ 1 と ワ ーク 9 間に放電を間欠的に発生させてヮー ク 9 を加工するよ う に している。 [0021] 第 2 図に示すよ うに、 ガイ ドロー ラ 3 はワイ ヤボビン 2 の幅方向中心部に対向して Eされ、 ワ イ ヤボビ ン 2は 例えば 1 0 0〜 2 0 O m mの幅 Wを有している。 フィー ドロー ラ 7 の回転に伴って、 ワ イ ヤボビ ン 2 に積層して 巻回されたワ イ ヤ 1 は、 ワ イ ヤ ボ ビ ン 2 を回転さ せつつ、 ワ イ ヤボビ ン 2から引き出される。 ワ イ ヤ引出し中、 ヮ ィ ャボビ ン 2 における ワイヤ送り出し位置 0がボ ビン一 端側位置 0, とボビ ン他側位置 0 " 間でボビン幅方向に 移動し、 ワ イ ヤ送り出し位置 0 を通りかつワ イ ヤ ボビン 軸線に直交して水平に延びる仮想線 mと ワ イ ヤボ ビン 2 から送り出される ワ イ ヤ 1 をワ イ ヤ送り出し位置 0を通 る水平面に投影した直線とがなすワイ ヤ送り出し角度 0 が変化する。 ワ イ ヤ送り出し角度気が大きいと、 第 3図 及び第 4図に示すよ う に、 ワイ ヤ 1 が隣りのワイ ヤに乗 り上げる こ とがある。 また、 ワ イ ヤ送り出し位置 0の移 動につれて、 瞵りのワ イ ヤに乗り上げたワイ ヤが通常の 巻回位置に戻る こ とがある。 こ の様なワ イ ヤの "跳びは ね" が生じる と、 ワ イ ヤ張力が変動し、 加工精度が低下 する。 [0022] 本発明者の知見によれば、 ワ イ ヤの "跳びはね " を防 - - 止するには、 ワ イ ヤ送り出し角度 0 を約 3 ° 以下にしな ければならない。 このためには、 ワ イ ヤボビ ン幅 Wが 1 6 O m mであ る場合、 ワ イ ヤボ ビ ン 2 と ガイ ドロ ーラ 3 との離隔間隔 L 1 が 1 5 2 6 m mにもなつて広い装置 設スペー スが必要にな り、 実用的ではない。 [0023] そこで、 第 5 図に示すように、 ワ イ ヤボビ ン 2 とガイ ドロー ラ 3 間に配した直円筒状の中間ロー ラ 1 1 ' を経 由してワイ ヤボビ ン 2 からのワ イ ヤ 1 をガイ ドロ ーラ 3 に送り出すよ う に し、 ワ イ ヤボ ビ ン 2 と ガイ ドロ ーラ 3 とをワ イ ヤボ ビンと中間ロー ラ間距離 L 2 と中間ローラ とガイ ドロー ラ間距離 L 3 との和だけ離隔させた場合と 同等の効果を得る こ とが考えられる。 こ の様に中間ロー ラ 1 1 , を介在させる こ とによ り、 ワイ ヤボビ ン 2から ガイ ドロー ラ 3 へのワ イ ヤ送り 出しに関連する装置部品 の占有スペー スを確かに略半减できるが、 この占有スぺ ースを更に減少するこ とはできない。 即ち、 ワイ ヤボビ ン 2 とガイ ドローラ 3 間に直円筒状の中間ロー ラ 1 1 , を単に介在させただけでは、 依然と してワイ ヤ送り出し 角度 0 がワ イ ヤ送り出し位置 0 の移動につれて変化し、 従って、 ワ イ ヤボビン と中間ロ ー ラ間蹈離 L 2 を充分に とれない場合にはワ イ ヤ送り出 し角度 0 が大き く なり、 ワ イ ヤの "跳びはね" が発生する。 [0024] 以下、 第 6 図〜第 8 図を参照して、 木癸明の一実施例 による ワ イ ヤ送り装置を説明する。 [0025] 本実施例のワ イ ヤ送り装置は、 第 1 図に示す従来のヮ ィ ャ送り装置と基本的には同一構成である と共に、 第 5 図に示す中間ロー ラ 1 1 ' に類似の中間ローラ 1 1 を有 している。 以下において、 第 1 図及び第 5図に示す要素 と共通の要素についての説明を一部省略する。 [0026] 放霪加工機のコ ラ ムの側壁 1 3 には、 第 7 図に最も良 く示す第 1 〜第 3軸部材 2 a , 1 1 a及び 3 a の夫々の 基端が固定され、 これら軸部材は互いに平行に延びてい る。 軸部材 2 a , 1 1 a及び 3 a にはワ イ ヤボ ビ ン 2 , 中間 o—ラ 1 1 及びガイ ドロー ラ 3 が装着され、 軸部材 により回転自在に支持されている。 参照記号 S 1, S 2 及び S 3 は、 ワ イ ヤボ ビン, 中間ロ ー ラ及びガイ ドロー ラの、 互いに平行に延びる軸線を夫々表す。 [0027] ワ イ ヤボビ ン 2 は、 例えば 1 3 5 m mの幅のワ イヤ巻 回周面を有し、 例えば直径 0 . 2 m m , 総重量 5 k gの 黄銅ワ イ ヤ 1 が第 4図に示すよ う に積層して巻回されて いる。 そ して、 ワ イ ヤボ ビン 2 の回転中、 ワ イ ヤボビン 2 と これを装着した第 1軸部材 2 a との間に摩擦力が発 生してワ イ ヤボ ビン 2 に約 2 0 0 グラ ムの制動力が作用 し、 これによ り、 ワ イ ヤボビン 2 の遊び回転が防止され ると共に小さ いノ、'ッ ク テ ン シ ョ ンがワ イ ヤ 1 に加わるよ う にな つてい る。 [0028] ガイ ドロー ラ 3 は、 ワ イ ヤ 1 が巻き掛けられる V溝状 の周面を有し、 又、 ワ イ ヤボ ビ ン 2 のコ ラ ム 1 3 側の端 部の上方においてワ イ ヤボビン軸線 S 1 に関して反中間 ロー ラ側に Eされている。 ワイ ヤボビン軸線 S 1 とガイ 一 ドローラ軸線 S 3 間の垂直方向距離 L 4及び水平方向距 離 ( = L 3 — L 2 ) は、 例えば 1 6 7 mm及び 6 O mm に夫々設定されている。 [0029] 中間ロー ラ 1 1 は、 ワ イ ヤボ ビン 2 のワ イ ヤ巻回周面 幅と略同一幅の、 ワ イ ヤ 1 が巻き掛けられる外周面 1 2 を有し、 又、 垂直方向及び水平方向においてワ イ ヤボビ ン軸線 S 1 に関して反ガイ ドロ ーラ側に Eされている。 この様に、 中間ロー ラ 1 1 を反ガイ ドロ - ラ側すなわち ワイ ヤ送り装置の内方側に配する こ とで、 ワ イ ヤ送り装 置の配設スペースを小さ く している。 そ して、 ワ イヤボ ビン軸線 S 1 と中間ロ ー ラ軸線 S 2間の水平方向距離 L 2 および垂直方向距離 L 5 は、 例えば、 2 8 5 m m及び 3 0 m mに夫々設定されている。 中間ローラ軸線 S 2 と ガイ ドロー ラ軸線 S 3 間の水平方向蹈離 L 3及び垂直方 向距離 ( - L 4 + L 5 ) は夫々 3 4 5 mm及び 1 9 7 m mでめ。。 [0030] 中間ロー ラ外周面 1 2 は、 ワ イ ヤボ ビン 2 におけるヮ ィャ送り出し位置 0を通りかつワ イ ヤボ ビン軸線 S 1 に 直交して水平に延びる仮想線と ワ イ ヤボビン 2から送り 出される ワ イ ヤ 1 をワ イ ヤ送り 出し位置 0を通る水平面 に投影した直線とがなすワ イ ヤ送り出し角度 (第 2図及 び第 5 図の角度 0 に対応) をワ イ ヤ送り出し位置 0に関 係な く所定角度例えば 3。 以下に規制するよ うな曲面に 形成されている。 更に、 本実施例では、 中間ロー ラ外周 面 1 2 は、 中間ロー ラ 1 1 での ワ イ ヤ巻き掛け位置 Aを 経由してワ イ ャボ ビン 2 でのワ イ ヤ送り出し位置 0から ガイ ドロ ー ラ 3 でのワ イ ヤ巻き掛け位置 B に至る ワイヤ 1 の長さがワ イ ヤ送り出し位置 0に関係な く常に一定に 維持されるよ うな曲面に形成されている。 本実施例では、 中間ロー ラ 1 1 の外周面 1 2 は、 第 8図に示す曲線 Uを 中間ロー ラ軸線 S 2 の回り に 1 回転させて得た曲面から なる。 曲線 U は以下の手順で求められる。 [0031] 先ず、 設計図面上に縱線 P 1 を引き、 次に、 ワ イヤボ ビン 2 のワ イ ャ巻回面の反コ ラ ム側端でのワ イ ヤ送り出 し位置 0 ' か ら中間ロ ー ラ 1 1 の反コ ラ ム側端でのワイ ャ巻き掛け位置 A ' に至る ワ イ ヤ長 a に等しい距離だけ 縱線 P 1 から離隔した縱線 P 2 を縦線 P 1 と平行に引く。 なお、 ワ イ ヤ長 a はワ イ ヤボ ビン 2 における ワ イ ヤ巻回 半径によ って変化するので、 例えば中間ワイ ヤ層につい てのワ イ ヤ長をワ イ ヤ長 a と して用いる。 更に、 中間口 ー ラ 1 1 の反コ ラム側端での Γ ィ ャ巻き掛け位置 A ' か らガイ ドロ ー ラ 3 でのワ イ ヤ巻き掛け位置 B に至るワイ ャ長 bだけ縦線 P 2から離隔した縱鎵 P 3 を縦線 P 2 と 平行に引 く。 そ して、 縦線 P 1〜P 3 に直交する横線を 引 く。 第 8 図中、 記号 0 ' , A, 及び C, はこの横線と 縦線 P 1〜 P 3 の夫々 との交点を表す。 次に、 ワ イヤボ ビ 2 のワイ ャ巻回面幅を好適な値で除して得た値に等 しい間隔で、 横線 0 C に平行に所要本数の基進線 ( その内の一つを記号 0 Cで示す) を引 く。 そ して、 ガイ ドロ ー ラ 3 でのワ イ ヤ巻き掛け位置を表す点 Bを設計図 面上に記す。 例えば点 A ' を中心と しワ イ ヤ長 b に等し い半径の円弧 P 5 を描き、 ワ イ ヤ送り出し位置 0, とヮ ィ ャ巻き掛け位置 B との水平方向離隔距離だけ横線 0 ' C ' から離隔 した横線 P 6 を横線 0 ' C ' と平行に引き、 円弧 P 5 と横線 P 6 との交点を点 B とする。 次に、 夫々 の基準線と縱線 P 3 との交点と点 B とを結ぶ線分の各々 の垂直二等分線を引 く (基準線 0 C と縱線 P 3 と の交点 C と点 B とを結ぶ線分 B Cの垂直二等分線 P 4 のみを示 す) 。 そ して、 各々の垂直二等分線と これに対応する基 準線との交点 (その内の一つを記号 Aで示す) からなる 点列を結んで曲線 Uを得る。 [0032] 上述のよ う にして求めた曲線 U上の任意の点と縦線 P 1 との水平距離と当該任意の点と点 B とを結ぶ直線の長 さとの和は、 第 8図から明かなよ うに、 ワ イ ヤ送り出し 位置 0 と関係な く常に値 a + b に等しい。 換言すれば、 曲線 Uは、 企図する中間ロー ラ 1 1 の水平断面曲線を表 す。 即ち、 中間ロー ラ 1 1 の反コ ラ ム側半径 r n in に等 しい距離だけ縦線 P 2 から離隔して縦線 P 2 に平行に引 いた縦線 P 7 と曲線 U 7 との間の水平距離 r は、 企図す る中間ロ ー ラ 1 1 の半径を表す。 水平蹈離 r は、 ボビン —端側送り出 し位置 0 ' と可変送り出し位置 0 との間の 距離 L の関数と して表される。 本実施例では、 中間ロー ラ 1 1 を、 縦線 P 7 0回り に曲線 Uを 1 回転させること によ り得た曲面に形成している。 [0033] 以下、 上述の構成のワ イ ヤ送り装置の作動を説明する。 ワ イ ヤ 1 を積層して巻回したワ イ ヤボ ビ ン 2 を軸部材 2 a に装着して放霪加工機を稼働する と、 中間ロ ーラ 1 1 , ガイ ド ロ ー ラ 3 , テ ン シ ョ ン ロ ー ラ 4及びテ ンショ ンロー ラ 7 を介してワ イ ヤボビ ン 2 からワイ ヤ巻取り口 ーラ 8 に至る ワ イ ヤ走行経路に沿って、 ワ イ ヤ 1 が従来 公知のよ う に張設される。 次に、 放電加工が開始される と、 フ ィ ー ド ロー ラ 7 の回転に伴って、 最も外側のワイ ャ層をなすワ イ ヤの送り出しが、 例えばワ イ ヤボ ビン 2 の一端側送り 出し位置 0 ' から開始される。 このとき、 ワ イ ヤ 1 は中間口 ー ラ 1 1 の一端側位置 A, に巻き掛け られている。 [0034] 中間ロー ラ外周面 1 2が上記曲面に形成されているの で、 ワ イ ヤ送り出し開始時においてワ イ ヤ送り出し角度 0が所定角度例えば 3 ° 以下に規制され、 新たな ワ イ ヤ 1 は、 中間ロ ー ラ 1 1 に向けてボ ビ ン軸線 S 1 に略直交 した方向に送り出される。 又、 ワ イ ヤボ ビ ン 2 a と軸部 材 2 a間に摩擦力が生じてポビ ン 2 a に小さい制動力が 加わり、 ワ イ ャ 1 に小さいバ ッ ク テ ン シ ョ ンが加えられ る。 ワ イ ヤ送り出し角度 0が所定角度以下に規制される ので、 角度 0 が所定角度を越えたと き に生じる ワ イ ヤ 1 の "跳びはね " が確実に防止され、 加工精度低下の原因 となる ワ イ ヤ張力変動が生じない。 そ して、 中間ローラ 1 1 において、 ワ イ ヤ送り出し方向がワ イ ヤ ボ ビ ン 2 か らのワ イ ヤ送り出し方向と反対方向に転換され、 新たな ワ イ ヤ 1 はガイ ドロー ラ 3 に向けて送り出される。 ワ イ ヤ送り 出しが進行する と、 ワイ ヤボビン 2 におけ る ワ イ ヤ送り 出し位置 0が、 ボ ビン一端側位置 0, から ボビン他端側位置 0 " に向かってボビン幅方向に移動す る。 このワ イ ヤ送り出し位置 0 の移動につれて、 中間口 ー ラ 1 1 におけるワイ ヤ巻き掛け位置 Aが中間ロ ーラ一 端側位置 A ' から中間ロー ラ他端側位置 A " に向かって 移動する。 中間ロー ラ外周面 1 2 が上記曲面に形成され ているので、 ワ イ ヤ送り出し位置 0に関係な く、 ワイヤ 送り出し角度 0 が所定角度以下に常に規制される と共に、 ワ イ ヤボビン 2 における ワ イ ヤ送り出し位置 0からガイ ドロー ラ 3 でのワ イ ヤ巻き掛け位置 Bに至るワイ ャ 1 の 長さが常に一定値 ( = a + b ) に維持される。 この結果、 ワ イ ヤ 1 の "跳びはね" は生じない。 [0035] 最外方ワ イ ヤ層でのワ イ ヤ送り出しが終了する と、 次 のワ イ ヤ層でのワ イ ヤ送り出しが開始され、 最外方ワイ ャ層でのワ イ ヤ送り出し位置移動方向と反対方向にワイ ャ送り出し位置 0が移動しつつ、 新たなワ イ ヤ 1 がボビ ン 2から送り 出される。 最外方ワ イ ヤ層でのワイ ヤ送り 出しの場合と同様、 ワ イ ヤ送り 出し位置 0に関係なく、 ワ イ ヤ送り出 し角度 0 が所定角度以下に常に規制される と共にワ イ ヤ送り出し位置 0からワ イ ヤ巻き掛け位置 B に至る ワ イ ヤ長が常に一定値に維持されて、 ワ イ ヤ 1 の "跳びはね" が防止きれる。 従って、 ワ イ ヤ張力変動が なく、 放電加工は高精度で行われる。 [0036] 本発明は上記実施例に限定されず、 種々の変形が可能 一 - である。 [0037] 例えば、 上記実施例では、 第 8図を参照して説明した よ う に決定した曲面に中間ロー ラ 1 1 を形成したが、 ヮ ィ ャ送り出し角度 0 をワ イ ヤ送り出し位置 0 に関係なく 所定角度以下に規制可能である よ うな、 上記曲面に近似 の曲面に中間ロー ラ 1 1 を形成しても良い。 この場合、 例えば、 第 8 図に示す曲線 Uを求め、 次に、 点 B を通り 横線 0 ' C ' に平行な図示しない直線上に中心をおいた 大きい半径の円弧 (図示略) で曲線 Uを近似する。 ワイ ャポ ビ ン 2, 中間ロー ラ 1 1 及びガイ ドロー ラ 3 の寸法 及び位置関係が上記実施例の場合と同一であれば、 半径 7 6 O m mの円弧で第 8 図の曲線 Uを近似できる。 そし て、 この円弧を縦線 P 7 の回り に 1 回転させて得た曲面 に中間ロ ー ラ外周面 1 2 を形成する。 [0038] 或は、 中間ロ ー ラ 1 1 での巻き掛け位置 Aで中間ロー ラ外周面 1 2 に立てた法線が、 水平断面視、 当該巻き掛 け位置 Aでの ワ イ ヤ 1 の屈曲角度を二等分する直線に巻 き掛け位置 A に関係な く常に合致するよ うな曲面に中間 ロー ラ外周面 1 2 を形成しても良い。 この場合、 ワイヤ 送り出し角度 0 は、 ワ イ ヤ送り 出し位置 0 に関係なく常 に値 「 0 」 に維持される。 [0039] 又、 上記実施例では、 中間ロ ー ラ 1 1 をワ イ ヤ送り装 置の内方側に S2して装置のコ ン パク ト化を図ったが、 中 間ロー ラ 1 1 をワ イ ヤ送り装置の外方側に配して も良い r
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 1 . ワ イ ヤを積層して巻回したワ イ ヤボ ビンと、 ワイヤ をワ イ ヤ送り方向に駆動するための駆動手段と、 ワイ ャをガイ ドするためのガイ ドロー ラ と、 ワイ ヤ走行経 路においてワイ ヤボ ビンとガイ ドロー ラ間に介在しヮ ィャボビンから送り出されたワ イ ヤの送り方向を転換 してワ イ ヤをガイ ドロ ー ラ に向けるための中間ローラ とを備え、 中間ロー ラの外周面を、 ワ イ ヤボ ビ ンにお ける ワ イ ヤ送り出し位置を通り ワ イ ヤボビン軸線に直 交して水平に延びる仮想線と ワ イ ヤボ ビンから送り出 される ワイ ヤをワ イ ヤ送り出 し位置を通る水平面に投 影した直線とがなすワイ ヤ送り出し角度をワイ ャ送り 出し位置に関係なく常に所定角度範囲内に規制するよ うな曲面に形成したワ イ ヤカ ツ ト放電加工機のワイヤ 送り装置。 2 . 前記所定角度は、 前記ワ イ ヤ送り出し角度が前記所 定角度以内である と きには前記ワイ ヤボビンから送り 出される前記ワ イ ヤの跳びはねが生じないよう な角度 である請求の範囲第 1項記載のヮィ ャ送り装置。 3 . 前記中間ローラ外周面を、 中間ロー ラを経由 してヮ ィ ャボ ビンでのワ イ ヤ送り出し位置からガイ ドローラ に至る ワ イ ャの長さをワ イ ヤ送り出し位置に関係なく 常に一定値に維持するような曲面に形成した請求の範 囲第 1 項記載のワ イ ヤ送り装置。 4 . 前記ワ イ ヤポビンの軸線, 前記中間ロー ラ の軸線お よび前記ガィ ドロー ラの軸線が互いに平行になるよう に、 前記ワ イ ヤボビ ン, 前記中間ロー ラ及び前記ガイ ドロー ラを Eした請求の範囲第 1 項記載のワ イ ヤ送り 装置。 . 前記中間ロ ー ラ は、 前記ワ イ ヤボ ビ ンの ワ イ ヤ巻回 周面幅と同一の幅を有する請求の範囲第 1 項記載のヮ ィ ャ送り装置。 前記中間ロー ラを前記ワ イ ヤ送り装置の内方側に E した請求の範囲第 1 項記載の ワ イ ヤ送り装置。
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-04-30| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US | 1992-04-30| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE | 1992-06-15| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991919282 Country of ref document: EP | 1992-10-07| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991919282 Country of ref document: EP | 1994-12-28| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1991919282 Country of ref document: EP |
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP2/279306||1990-10-19|| JP27930690A|JP2631575B2|1990-10-19|1990-10-19|ワイヤ送り出し装置|DE1991606343| DE69106343T2|1990-10-19|1991-10-11|Drahtvorschubeinrichtung.| EP91919282A| EP0506981B1|1990-10-19|1991-10-11|Wire feed device| 相关专利
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